いい天気なので、シーツやら玄関マットやらと共にフリースを干した。モンベルの、水色のやつ。軽くてかさばらなくていいのだけれど、強い風に吹かれていつの間にかベランダから消えていた。
あらららと焦ったけれど、ベランダから下をのぞき込めば地面に水色の布が落ちている。拾ってみれば、もうすっかり乾いていた。まだ干してからそんなに経っていないのに、隣のパーカーはまだ濃い色をしているのに。そういうところが好きだ。フカフカの生地からは、ほんのり柔軟剤のにおいがする。そういうところも好きだ。
洗濯機を動かし始めて、終わるまでにと思って近所のパン屋と業務用スーパーに行ってきた。パン屋は、「中の見えないパン屋」と呼んでいて、窓がついていないのでその通り中が見えない、こじんまりとしたパン屋だ。こんなど田舎でも繁盛している。
ソーセージとベシャメルソースとキャベツが入っています、と書かれたパンを買った。ほかに大葉も入っていた気がする、とてもおいしい。覚えた、次からもこれを買おう。板状のバターが挟まったパンも美味しかった記憶があるが、行った時間にはまだ焼きあがっていなかった。残念だけれど、ダイエット的にはこれでいいか。
ついでに食パンも買った。５枚切りのシールが貼ってあるくせに６枚入りだった。ほかの枚数も、それぞれ１多く入っている。そんなものかな。食パンはたまにしか食べないけれど、袋から出してそのまま食べると甘くてびっくりする。ああ、ホームベーカリーが欲しい。
それから、業務用スーパーまで足を運んでみる。夏に来た時にはあまりなかったはずの、チョコレートが充実していたのは気のせいか、季節的なものか。よく見る貝殻チョコレートと、解凍して食べるデザートを持ってレジに向かう。なんか散財してしまった。でも食べたいものだったし、このまま食べないまま死ぬときに後悔するよりはいいか。死ぬときに、業務用スーパーのことを思い出すかはわからないけれど。
チョコレートは中にガナッシュが入っていて、外国のチョコレートっぽいなあという味。大きさがあるので、１個食べると結構胸にくる。うーん、高いチョコレートはよくできているな、と感心した。引き際を心得た味をしているもんな。
洗濯をして掃除をして、買い物をして明日お弁当に持って行く豆乳味噌汁を作って、そしてよく昼寝をした。
あとはお風呂に入って寝るだけだ。
