小学生だった頃は、夜10時以降に何かを食べる行為はどこか悪いことのようだった。本来であれば布団の中にいるはずなのに。母親の顔を窺いながら、けれども、やっぱり食べなきゃよかったなんて思ったことは一度もない。
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