インターネット、というかYoutubeを見てごろごろしては時間を浪費して後悔しつつも、いつの間にかポケモン対戦動画を開いて自己嫌悪に陥る、ということを繰り返している。金銀クリスタル時代、テレビ番組でヘラクロスがきあいのハチマキにより１耐えた状態からカウンターのきしかいせいを決めて盛り上がった頃から比べれば、ずいぶんと戦略の幅が増えたものだ。私は見る専で好きなのはデデンネ（とてちてー！）。
そんな生活が未来永劫続くのかと思っていたある日、事件は起きた。バッテリー劣化により、スマートフォンが使用できなくなったのである。急変という言葉がぴったりだ。しかし思い返せば数ヶ月前から前兆はあった気がするし、ただ本当におかしいのはここ数日で、それでもアップデートの影響かなくらいに思っていた。とにかく、決定的な何かに至るとは思わず、事が起こってから、きっとこれは人間でも同じなんだろうなんて考える。
とはいえ、タブレットがあるので困らない、はずだったのだが。あんまり使っていると、こちらのバッテリーも劣化するのではないかと急に不安になってきた。バッテリーに限らず、使っていれば劣化するのは避けられないことだ。そして、タブレットについては買い替えではなくバッテリー交換に出すと思う（スマホについては今年の夏で公式のサポートが終了するのもあり機種変更に踏み切った）。なので、その時はその時と頭では割り切っているのだけれど、心はそうはいかない。貧乏性が発動している。
がばがば使っていた歯磨き粉、あるいは食器洗い洗剤、その他諸々が切れる瞬間になると最後の一滴まで搾り取ろうとするあの心理。可能なら、１分１秒でもバッテリーを長持ちさせたい。
ということで、だらだらYoutubeを見る生活は突然に終わった。
その延長、と言うのかなんなのかわからないけれど、午前中はインターネットを使わない生活をここ一、二週間続けている。もう少し正確に言うと、午前中、Wi-Fiにつながらない生活。メールやメッセージアプリの確認は必要だし、天気や電車の時刻など簡単な調べものもある。なので完全なネット断ちは無理なんだけれど、Wi-Fiくらいは切っておく。
それと、Youtubeはテレビで見る。これを心がけただけでも、視聴時間はぐっと減って、本を読む時間がいささか、部屋を掃除する時間は大幅に増えた。今、我が家のお風呂場は特にぴかぴかである。
いい感じに書いたけれど、この生活は始まったばかりでいつまで続くかはわからない。自分の性格や興味関心のほか、暑かったり寒かったり、疲れていたり金欠だったり興奮していたりと様々な要因でその時の行動は決まる。できるだけ続けたいとは思っているが、どうだろうか。
Youtubeはだめで読書はいいという価値観は、一般的に受け入れられると思うけれど、そもそも正しいんでしょうかね。
