11/30晴れ、そんな気がするというかそもそもどうだった問題

この時期の、年末に向けてみんなが走り出す感覚が好きだ。

ついでに、学校で一番好きだったのは不謹慎ながら避難訓練で、非常事態を想定するその間は見慣れた日常から抜け出せたからかもしれない。ついでのついでに、小学校の校舎は火事になったら3分で全焼すると言われていたのだが、本当だったのだろうか。

 

簡易検査の結果ではあるが、ADHDである可能性が高いと言われた。きちんとした診断を受けて、そうだと言われる確率が8割くらいだそうだ。とはいえ、ADHDそのものではなく、いろいろな要因で「ADHDっぽさ」が出ているだけの場合もあるし、もう少し様子を見て必要であれば改めて診断を受けましょう、ということになった。

言われて、ふーんと思った。ふーんだけじゃブログに書けないな、とも思った。どうしてもふーん以外の感想が浮かばないから没ネタ集にでもつっんでいつか出そうか、などとも思った。

まだ確定ではないというのもあるが、これ以上ADHDの話は広がらない。ただ、何となく誰かに言いたかったので、けれど実生活で言う相手がいないので、ブログに書き留めておくことにした。

 

もしも私がADHDだった場合、その症状の程度はあるにせよ、今までそんなもんだと考えていた/感じていたことが世間一般にとってはそうでもなかった、ということもあるだろう。いや、ADHDだとか関係なく、そういうことはままある。

変な話だけれど、「用を足したら後ろから前に向かって拭くと言ったら、前から後ろに向かって拭くんだよと一斉に突っ込まれた」という話を、芸能人がしていた。どっちから拭くかなんて日常会話ではほぼしないし、トイレの個室というのは人の頭の中みたいなものだ。他人が決して入り込めない場所。そこで何が起こっているのかは(基本的には)その本人しか知らない。それに、他の人に危害を加えるようなことでなければ、トイレで何をしたって問題ないはずだ。あ、いや、どうだろ……。

だから、衛生的には前→後ろだろうけれどどっちから拭こうが構わないし、個室の中でなら裸になって用を足したっていい。隣の個室で何が起こっているかなんてわからない。そして、隣の人と自分が同じことをしているとは限らない。トイレの用事が終わった後に必ず3回ジャンプすると言ったら、きっと相手は目を点にするだろう。なんでそんなことしてんの?

 

もしかしたら、私のトイレの入り方は変わっているのかもしれない。ところで、私はどうやってトイレに入っているんだっけ。

私自身が自分のことをわかっていない。このADHD問題で、そんなことが顕になった。今、自分が自分に対して抱いているイメージも、いつか書いたとおり「ADHD像」に寄せられている。今までだってそうだ、その辺にある性格診断を引っ張ってきて、そこに書かれている言葉に自分を当てはめていた。うん?あー、言われてみればそんな感じ!それは悪いことではないけれど、でも、何か違う気もする。

私ってどんな人間だっけ、最近はそんなことをぼんやり考えながら暮らしている。

 

なんにせよ、私は今日まで生き延びてきた。一大事もどうでもいいことも、ときにスマートに、そしておおよそ無理矢理に乗り越えてきた。ここまできて、トイレの入り方変ですよと言われてそれがなんだと言うのか。まあちょっと恥ずかしいけれど、でも、トイレが変でも生きてきたんだから、褒めてもいいんじゃないか、なんて。

あんまり変だったら直しますけれども。