5月3日晴れ

連休は実家に帰らず(帰れず?)、アパートで一人過ごしている。

母から、カメムシを何匹とったという定期報告と連休で家にいる父にご飯を作るのがめんどくさいという連絡が時たまはいる。友人にも会えず悲しい。

 

新しい職場に異動になり、業務分担も変わってあわただしい一ヵ月を過ごした。指導的な立場ではないけれど、初めて同じ職場内に後輩ができて、少し張り切っていたところもある。思っていたよりも疲れていたようで、一回だけ遅刻してしまった。寝坊じゃないよ。復職から走り続けてきた感もあるが、自分の疲労を把握できていなかったのは少し反省。

土曜日はだいたい寝ていたし、平日も、うとうとしてそのまま夜中に目が覚めることが多かった。思い返せば、疲れていたね。

自分の担当業務では、先走ったというか、きちんと確認しないで取り組んだらマイナーチェンジが起こっていて、修正に二度手間・三度手間かかるという無駄っぷり。何十ページもあるマニュアルなんかいちいち読んでらんねーよと思いつつ、見切り発車したのは自分が悪い。こちらも反省。

 

後輩の担当業務は今まで私がやってきたところなので、僭越ながらサポートに回ることも多かった。これはどうでしょう、と相談されたときに過去事例との整合性を気にしていて、なんだか嫌になっちゃった。

もちろん、整合性は大事なんだけれど、その点を気にしていると後ろばかり見ていて前に進めないような気がして、あまり好きではない。ああでも、私の嫌いな「整合性」の使い方は、人が散々苦労して導き出した結果をその言葉一つで蹴っ飛ばしてしまうようなやり方だ。じゃあ先に言えよ、と心の中で散々毒づいてきた。じゃあ今回はセーフか。

ついでに、人のやった仕事に対しあーだこーだと文句をつけるくせに結局どーすりゃいいの?と結果が出ないことが、本当に嫌いだし無駄だし腹立たしいので、相談に対し結論は出すように心がけた。文句を言われることが嫌なんじゃなくて、他人に時間を使わせて、さらに議論を待たせることで時間を奪って、最終的に中途半端に返されるのがイヤだ。

人に教えるというのは、本当に難しい。細かいところまで自分は理解しているのかが試されるし、相手の疑問に対し、的確に答えを打ち返せているのか、あとになって思えばできていなかったなあと反省する。Aについて聞かれてBのことを答えていないか、あるいは(この忙しいときに)A’のことまでついでに教えて相手を混乱させていないか。自分の知識をひけらかすのではなく、仕事に取り組むのに必要な情報を正しく伝えるというのは、私にはすぐできることではない。

私と後輩の会話を聞いて周りもアドバイスしてくるのだが、それは今必要な知識かな?とか、論点がずれているのでは?という場面も多々あった。困っている人を助けたいという雰囲気は大変すばらしいが、あまりいろんなことを言われても受け取る側が困るよね。情報の質もだけれど量にも気を配らなければ、と偉そうに思うのであった。

 

4月はやりっ放しが多かったので、5月中にきちんと振り返るぞ!