3/24晴れ、出会って別れてまた明日

ちょっと気が早いけれど、職場の近しい人たちに感謝の品を送った。女性にはPrediaというブランドのハンドセラム、小さくて500円でかわいくて、ちょうどよい。男性には地元コーヒー店のドリップコーヒー。贈り物を探すのは楽しい。

 

異動者から一言、みたいなプリントが回ってきた。残る人からのメッセージも添えられていて、私のところには「まじめだけどぬけていてお茶目なところもある」みたいに書かれていた。ぬけている……!もっとほかに表現はありませんでしたか!!

傷ついたとかではないけれど、まあ、ぬけてるかあ、そっかあ。気にしていないけれど、うーん、ぬけてるのかあ。

 

 

友人から手紙が来た。

以前、ブログ内ではファミレスに行ったり十和田に行ったりした友人からだ。手紙を見た最初の感想は生きてた……!だった。よかったよかった。数カ月前に同人誌を作ろ♡と思いつきの提案をしたが無反応だったので、もしかして友人として見限られたのではと不安になっていたが、同人誌にも興味を示してくれていた。よかったよかった。

彼女は結婚するらしい。相手が県外の人だから、仕事を辞めることになるだろうとも書いていた。

おめでたいことなのに、なんだか目の奥がつーんとする。友人が遠くに行ってしまうことに対する、自分勝手な悲しみだろうか。好きな人がいて、結婚するならその人しかいない、みたいなことは言っていた気がする。それでも踏ん切りがつかないのは、さてさて、なんでだと言っていたかな。

彼女とは初任地が一緒だった。ほかに同世代もいなかったのでなんだかんだとつるんで、思い返せば出会って7年、いやもう8年目か。彼女は頭がいいので、私の適当な発言をうまくフォローしながら理解してくれる。話しやすかったし、なにより、価値観が合った。青森の星野リゾートで、お酒を飲みながらぐだぐだ仕事の不満をぶちまけたのは本当に気持ちよかった。

まだ仕事を辞めるまでに時間があるらしい。最後まで付き合ってもらうわよ。

 

お互い成長して(いや、私はそれほど……だけど)、出会った頃にはできなかったこともできるようになったはずだ。また一緒に働きたかったな、それだけが本当に残念。

 

彼女の職場もそれなりに大変で、職場の悪口がぽんぽこ飛び出してくる。この職場(業界)のこういうところが変だ!と勇み、彼女は職場で自分の意見を押し通したらしい。結果、あたりがきついこともあったようだけれど、私にはその判断が間違っているようには思えなかった。かっこいい。

かつての上司が、優秀な人材はこの業界を辞めていく、と言っていた。考え方ややり方になじめないからだ。彼女の中で、どうして結婚>仕事になったかはわからない。しかし、せっかくだ、いつか彼女が辞めてしまったことを、みんなが後悔する日がくればいいのにと呪いをかけておく。

 

また会いたいと思える人がたくさんいる。私は、誰かの「また会いたい」になれているのだろうか。そうであったら嬉しい。また会いたいんですもの、さようならなんて言ってお別れしないで、また今度、と言いましょう。