2/13くもり、そういうところにこだわりたい!!

仕事中、メールがきた。「〇〇の旅費試算お願いします」、みたいな。

相手は会ったこともない人だし、本店とか本社とか言えばいいのかな、とにかくそういう人だからちょっと緊張した。変なメール出して笑われないようにしなきゃ、と思って、お世話になっておりますから始まる仰々しいメールを送る。

 

ちょっとわき道にそれるけれど、仕事の、具体的なエピソードを話すのって難しい。部署名とか仕事環境とか、そういったことを一般化して、誰にでもわかるようにするのがすごく大変だ。私の場合、呼び方が独特でそのまま使うと職業がすぐばれてしまため、ごまかしながらブログを書いている。

面倒くさいし、ポロっと書いちゃおうかなとも思うし、やっぱりそこは最後のラインだよなとも思う。まあ、こまかいところには目をつむって読んでください。

 

で、メールの話。こっちは思いっきりビジネスメールの基本みたいなやつを送ったわけだ。ちなみに、旅費はいろいろな規定により0円になるものだった。

そうしたら、かわいいメールが返ってきた。

 「調べればよかったのにすみません。

  お手数おかけしました。

  ありがとうございました!」

何がかわいいかわかる?「!」だよ!

そう感じるのは私だけではないと信じるが、メールに「!」が入ると一気に文章が生き生きする。親しみやすさが増すし、学生さんが元気にしゃべっているような若々しさがあると思うんだけれど、どうだろう。

親しい相手に対しては「!」を使うようにしていたんだけれど、今回、使われてみてやっぱりいいなあと思った。あーあ、私も0円です!とか書けばよかった。まあ、知らない相手に対してそれは現実的に難しいんだけどさ。ただ、「!」が一つ入っただけなのに、機械的なやり取りではない、人間同士のあたたかみなんていったら少し大げさだけれど、そういうものを感じる。

 

むかし、研修で「画面の向こう、あるいは書類の向こうにいるのは人間だということを忘れてはいけない」という話を聞いて、それが不思議と心に残っている。普段、面と向かって人とやり取りする場面はそんなに多くない。それは事務職というせいかもしれないが、電話だったりメールだったり、あるいは紙だったりいろいろなものを使ってコミュニケーションを取っている。

相手の顔が見えないから、一方的に用件を突き付けることもできる。けれど、そうやって突き付けられた相手はどう思うだろう。仕事だと割り切るのが大人だけれど、なかなかそうはいかない。

私は精神が子どもなので、人に反応してもらうことが大好きだ。びっくりさせたり喜ばせたり、どうやったらそうできるのかばかり考えている。そんな私からすれば、ちょっと「!」を増したくらいで相手の反応が変わるかもしれないんだもの、そんなのお安い御用だ。いくらでも「!」をつける。

 

みんなが「!」をもらって喜ぶとは限らない。けれど、私と同じように「!」を嬉しがる人がいると信じて、明日も頑張ります!!