King Gnuの『小さな惑星』をめちゃくちゃ聴いている。
２番に「あなたがふっと笑うから」という歌詞があるんだけれど、特にここが好きで好きでたまらない。ふっと笑う人が好きなんだよ～！
雑貨屋さんで動物の木彫りの置物というか人形というか、とにかくそういうのを見つけたので思わず買ってしまった。コアラ、パンダ、ゾウというセレクトには一応理由がある。
相変らず微妙なアングル。センスがないのは自覚している
コアラは、大学時代に授業で触ったことがある思い出の動物だから。学芸員資格を取るための授業の中で動物園での実習があり、触らせてもらった。何を学んだかは覚えていないけれど、触ったことは覚えている。それから、ヘビにも触った、というか持たされた。結構な数の学生たちが講師を囲んで座り、隣へ隣へとヘビが回されていく。
突然のヘビ、こちらも「まじか」という心境だったが向こうも緊張しているらしく、後半は絡まったひものような格好になりながら生徒の手から手へと渡されていった。ごめんね。初めて手に持ったヘビは思いのほか柔らかく、その柔らかい層の内側にしっかりと硬い部分があることが鱗を通して伝わってきた。
パンダは、何を隠そう私の母が実はパンダなので買った。私は子パンダ、親子そろえばパンダ子パンダ。
残念ながら、もちろん私は人間なのだけれど、母は座り方がパンダそのものなのでたぶん45％くらいはパンダなのだろう。足を投げて背中をぽてっと丸めて、なんかごそごそしている。十八番はヤクルトCMのパンダの歌。最初のパンダは♪ってやつです。どうでもいいけれど、子パンダって人間が自分のことかわいい思っていることを知ってそういう行動をとってるよね、あざとい。
ゾウはなんでだっけな。私の動物占いの結果がゾウだから、なんだけれど、見る占いによって動物変わっちゃうから、あまりなじみがない。そもそも、ゾウだからなんだってことを覚えていないので何も思い入れがない。ちなみに、年齢ばれちゃうけれど私は辰年牡羊座B型です、そう、実は56歳。
本当はドラゴンかヒツジが欲しかったんだけれど、どちらもなかったので残念。このほのぼの木彫りで突然ドラゴン出てきたら世界観が違いすぎるし、ヒツジのもこもこは表現が難しいだろうし、仕方ない。そうそう、性格診断で牡羊座B型というとだいたい「猪突猛進型」と言われるので、今後は選択肢にイノシシも入れておこうかな。
動物の人形を集めるのは、確か幼稚園の頃にもやっていた。通っていた歯医者さんが、治療が終わると飾っている人形を一個くれるのが楽しみだったのを覚えている。それはもうちょっとリアルな造りのもので、種類もアフリカにいるようなラインナップだった気がする、キリンとかライオンとかシマウマとか。歯医者さんで集めるだけでは足りず、お店でも買ってもらって、せっせと自分の王国を作り上げていた。一人でしゃべりながら戦わせたりして遊んでいた、と思う。時にリカちゃん人形との無差別級ファイトを繰り広げ、季節になるとそこにお雛様も参戦させていた。
そういえば、地元の美術館で木彫で動物を扱っている三沢厚彦氏の展覧会が行われたことがあったのだが、楽しかった記憶がある。美術的観点で云々ではなく、心躍るというかわくわくするというか、うわー！！という気持ちだった。
動物好きなのかもね。落ち着いたら、動物園とか水族館とか行きたいな。願わくば、ふっと笑う人と。
