12/29晴れ、強みとか弱みとか

今年最後のブログです。1年間ありがとうございました。

 

ある人と話をする中で、自分の強いところ/弱いところををはっきり自覚することがあった。ほかの人はこう考えている、でも私はこう考える。その差が、自分の特性なんだろうけれど、そういうことを自覚できるくらい話に付き合ってくれる人はなかなかいない。有難いことです。

 

私は、手を動かすよりも頭でもくもく考えるほうが得意なタイプだと思う。体の動くスピードが頭で考えていることに間に合わない、と言ったら格好良く聞こえるが、要は行動が遅いだけだ。頭の中では、こうしてこうしてこうしてこう!とイメージできるのだが、実際の動きは、こうして…こうして……こう…して……あれ、なんだっけ、となって最後のほうがグダグダになる。瞬発力がない。

仕事における今の担当業務は、すでに定まっているルールに則り「はやく・正しく」処理をこなすことが求められる。深く考えるよりも、手を動かすことで結果が出る業務。いろいろな人に向いていないと言われたり、自分でも向いていないと感じるのは、このあたりに所以があるのだろう。

 

ストレングスファインダーをご存じだろうか。自分の強み判断テスト。

私の場合、一位にくるのが「回復志向」と呼ばれる資質だ。問題解決が大好き、失敗やトラブルが起こったらなぜそうなったのかを時間をかけて考えるのだそうだ。最初はピンとこなかったけれど、だんだんわかる気がしてきた。結構、悩んでいる時間が多いのだが、それはだいたいどうやったらうまくいくのか、あーでもないこーでもないと考えているからだ。

ただ、私の別の特性として、それを実行できるだけの力がない。それは体力的なことかもしれないし、能力的なことかもしれないが、とにかく「実行する」という領域の力が、「考える」力に対して足りていない。だからミスマッチが起こる。考えだけが先行する、頭でっかちの出来上がりだ。

今回話をした相手は、手を動かして試行錯誤するのが得意な方だった。そうやってタイプが違うからこそ、自分の性格が、どうやら自分だけのものなのだと初めてわかる。一人で考えていると、自分の特性が当たり前にみんなにも備わっていると思いやすいよね。でも、違うみたい。

今後の課題は、じゃあその特性をどうやって仕事に活かすか、ということだろう。お正月中に考えようかな。

 

 

その方に、一緒に働いてみたい、と言ってもらえて嬉しかった。初めてかもしれない、そんなこと言われたの。期待に応えられるようにしたい。

私がやりたいと思っているのは、今いる業界の、働き方を変えること。働き方改革に乗っかるわけではないけれど、、みんなの考え方が変わるよう、ほらこんな面倒な業務もこうすれば簡単になるんだよ、楽しようよ!とモデルを提案したい。

改革、というのは成功すれば一晩で価値観がひっくり返る現象なのだから、こうやってだらだら働き方改革~とやっている以上、うまくいっていないのだ。いつ改革は達成されるんでしょうね。

 

経験値はたくさんあるのに、それが全く生かされていない現職場(というか業界全体)が、本当に不思議でならない。みんなが楽しく健やかに働ける、そんな業界になるといいんだけれど。