台風だか温帯低気圧だかの影響で、昨日、仕事が終わって家に着くころには髪はぼさぼさ体はびしょびしょになっていた。せっかくコメダでシロノワールを決めようと思っていたのに！そんな気持ちは風と共に去りぬ。
私は地道にこつこつ積み重ねるということが不得意である。好きなことでも「が、頑張る」という姿勢だし、そうでもないことや嫌いなことに対しては「よしよし、やるか！」と勢いをつけなければなかなか動き出せない。結局やらなきゃいけないのは変わらないので、直前になって焦って取り組んだりする。
後回しにする、とはまた意味合いが少し違う気がする。例えば、最初ははりきって目標よりも多くこなそうとする。ただ、困ったことにそれが続かない。毎日少しずつとか一定量とかをこなすような、持久走的なものが不得意なのである。
こまめに記録をつける人がいる。どこに行ったとか、何を買ったとか、食べたとか読んだとか。きちんとノートにまとめちゃったりして分厚い記録集になっているのを見ると、あぁ、この人と私は別の種族なんだなあとしみじみ思う。１回や２回、まとめたくらいでは厚さは出ない。私はすぐに厚みを欲しがる人間なのだ。
持久力がないのなら瞬発力はあるのか、と言われるとわからない。持久力と瞬発力のどちらもある、持久力／瞬発力のみある、どちらもない、の４つに大別されたとき、私はどこに入るのか。可能性は２択だが、深く考えるのはよそう。あ、客観的なご意見ご感想は本人にお願いします。
こつこつできないということは、我慢できないに通じているのかもしれない。「一気にどかん」がよい私の人生は、行き当たりばったりである。
どかんと言えば、寒さが一気にやってきた。来週は最低気温が一桁になるらしい。一ヵ月前は暑くてひいひい言っていたのに、今度は寒くてひいひいな冬がやってくる。毎年のことながら毎回こうやって大騒ぎするのは、きっとどこかで気温に関する記憶を抹消されているからだろう。
衣替えをしようとタンスの引き出し（冬服）を開けた。パーカーとカーディガンとフリースが入っている。ボトムス類はクローゼットに吊るしているからいいとして、あれ、なんかこう、中に着るいい感じのやつが一切ない。一枚で着られるニットもない。仕事にゃパーカーは着ていけない。しばらくは夏に着ていた服を使えばいいけれど、なんで偏ってんだろう。
あ！去年の今頃は休職していたもんね、今の時期にちょうどよい仕事着がないのは当然かぁ、仕事行ってないし！！
少しずつ思い出してきた。着倒したユニクロのセーターを着てテレビに映ったら、母に「みすぼらしい」と言われたことが悔しくて、数年単位で着た服は引っ越しの際に処分したんだったかな。ミニマリストじゃないけれど、そういうモノが少ない人に憧れた時期もあったっけ。あと、雑誌の占いで「今年は仕事着を入れ替えろ」と書かれていたことも理由だろう。
じゃあ服買うか～、寒さが耐えられなくなったら。今はそんな気分である。
全然関係ないが、母はむか～～しギャルソンやヨウジヤマモトを着てブイブイ言わせていたので服にうるさい。その血を引いている私は安さ＞おしゃれなのでダサい
必要になったらさすがにやるだろ、じゃあその時の自分によろしく～と未来に問題を投げるのは、やっぱり単に「後回し」しているだけかも。
これは休みの日の私の心を真上から撮った写真。……レーズンバターサンドです
