8/15晴れ、もう少しゆっくりしていてくれ「お盆休み」さん

7月の電気料金を知らせるハガキが届いた。2,700円に届かないくらいの金額を見て、冷房使わなかったもんなあと思い出す。今は暑い暑いと言っているけれど、7月中はいつになったら夏らしい気温になるのだろうと思っていた。

夜にはもう虫が鳴き始めている。涼しくなれば、今度は早々と雪の心配をし始めるのだろうか。

 

ゴールデンウィークが終わってからずっと待ち焦がれていたお盆連休は、いつの間にか終わろうとしている。なぜだ。

県内の実家に帰った以外は、特に何もせずに過ごしていた。実家でも、重力にさからうことをやめてダラダラしていただけである。たまに起き上がって、新しくできたケーキ屋さんに行ってみたり、近くのショッピングモールをのぞいたり、米津玄師のアルバムを聞いたりしていた。

一応、本を読もうとkindleを持って行ったが一度も電源を入れることなく終わってしまった。旅行、というか長時間移動するときや、病院など待ち時間が発生しそうなときは、あれもこれもと暇つぶしの道具を持って行ってしまう。本を読むだろう、音楽を聴くだろう、スマホをいじるだろう。本を入れ、音楽プレーヤーとイヤホンを準備し、ついでにモバイルバッテリーを忍ばせる。そこまでやって、だいたいは寝てしまう。起きていても、景色を見たりぼーっとしたりしていれば時間は潰せる。

お盆で読めるだろうと何冊か本を買っていたが、そのまま積読になりそうである。明日、読むだろうか。読まないだろうな、いや、読めよ。

 

コロナ関係で出かけるのが億劫なのもあるが、こう暑くては外に出る気力がなくなる。東北は、冬は寒くなるくせに夏も一人前に暑くなるのがおかしい。どっちかでいいだろう、欲張る必要はない。とはいえ、夜になるとひんやり気温が下がってくれるのは、東京の暑さと違うところではある。東京は夜もずっと暑いから。

お風呂に入った後は涼むために外に出る、というのは夜になれば気温が下がるという前提がなければできない。ちょうど流星群が見られる時期でもあったので、お風呂あがりは外に出て、空を眺めていた。

何もない場所だけれど、星はよく見える。せっかくなので、夜空をスマホで撮影しようとチャレンジすることにした。ok google,スマホ 夜空 撮影。ふんふんなるほどははーん……わからん。設定をいじってみたりアプリを入れてみたりしたけれど、画面に写るのはただ一面の黒であった。

調べているうちに、写真が得意なGoogleスマホのことを思い出し、次に買うのはこれがいいなあと思う。思うけれど、大事なのは何で撮るかではなく何を撮るかである。おいしそうな食事が出てきても、食べ終わってから「撮ればよかった!」と気づく私は、そもそも写真に向いていないのだ。ああ、上を見過ぎて首が痛い。

 

明後日からはまた仕事が始まる。8月は忙しかったかしら、まあいいや、適当に有休を取ろう。そうそう、9月に連休がある。余計なことは考えず、ただ前を向くのみである。